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リラ自然音楽クラブコンサート  練習発表会
2006.4.30(平成18年4月30日)日曜日
宮沢賢治童謡(うた)
シナリオ構成/熊谷えり子
 



レイウェル鎌倉ホールにて開催された、第10回リラ自然音楽 クラブコンサート(練習発表会)の報告です。
「でくのぼう宮沢賢治の会」では朗読と笛とCD(リラ自然音楽)で構成された「宮沢賢治の童謡(うた)」を発表。
当日のアンケートでは大好評でした。当日CD係を担当したTさんがレポートを書いてくれましたので紹介します。

 



ことだまの神様がおひとりお一人おいでになりました。軽やかに舞いながら、空から降りておいでです。

桜の花びら、緑のさやぎ、お空のわた雲、水の流れ、きらきら、きらきら、神様の踊りがこれから始まります。

宮沢賢治の童謡(どうよう)のいくつかを、どうぞおききください。

                                                   (脚本より)

 
ナレーションは当会代表の熊谷えり子さん。シナリオだけでなく朗読も大好評でした。
「ヒフミの歌」の朗読では、 観覧の方々を驚かせていました。
朗読は「でくのぼう宮沢賢治の会」の皆さん。


「種山ヶ原の夜」 朗読/平野


種山ヶ原の、雲の中で刈った草は、
どごさが置いだが、忘れだ 雨ぁふる、
           
種山ヶ原の、せ高の芒(すすき)あざみ、
刈ってで置ぎ、わすれで雨ふる、雨ふる

種山ヶ原の露の中で刈った草さ
わすれ草も入ったが、忘れだ 雨ふる

〜リコーダー〜

種山ヶ原の 長嶺の上の雲を
ぽっかげで見れば 無ぐなる無ぐなる

                         (脚本より)


笛とリコーダーは、水元若さん。透き通った音色は
みんなの心に響いてきたのではないでしょうか。

 

自然音楽クラブ クラブコンサート 「宮沢賢治の童謡(うた)」<でくのぼう宮沢賢治の会>に参加して

 日頃、熱心に自然音楽クラブにかよって歌や朗読を練習しているクラブ員によるコンサートが、2006年4月30日レイウェル鎌倉で行われました。でくのぼう宮沢賢治の会も「宮沢賢治の童謡(うた)」を発表しました。出演は、熊谷先生、小池(潮)さん、平野さん、特別出演 水元さん。台本はこの日のために特別に熊谷先生が書き下ろされたもの。
 最初、熊谷先生の台本をパソコンでの下打ちするお手伝いさせていただきました。原稿に目を通しますと、賢治さんの童話の中の歌がさらに吟味され、並んで、文字が浮き出てくるような感じさえ覚えました。パソコンにむかいながらもとても癒され、どんな舞台になるのか、とても楽しみでした。
 当日、CDのQだしをすることになり、リハーサルから会場入り。機械担当のTさんも当日ぶっつけで、CD?用意してない、えー!あったー。よかった、お願いします。どこか軽く考えていたことを反省。どきどきしながら、リハーサル開始。「ひふみの歌」が始まり、日頃の熊谷先生の声とはまるで違う。一音、一音で体中を打ち抜かれたような衝撃を受ける。ほんとうに、言霊の神様が降りてこられたようでした。よろよろしながら、CDをかけてもらうと、しょっぱなからCDを入れる箇所を間違えてしまった。ああ、ナレーションの途中からだったんだ。ごめんなさい。もう一度。それから、途中CDの音量を小さくしすぎて、もすこし上げて、でOK。リハーサルこれでおわりー??? 本番、どきどきです。
 と、超緊張していたのですが、クラブコンサートが始まるやいなや気がつかないうちに、深い深い眠りの底についてしまっていたのでした。気がつくと、群読の発表の最中、えー、びっくりー、な、なんで?? 
でも、なんだか、すっきり。とにかく緊張しすぎずに本番にのぞもう。
 休憩後、すぐに本番だったので、休み時間の間に、Tさんとも一度打ち合わせ。舞台に目がいってしまうとまたよろよろしてしまうので、「うさぎの耳は長いけど、馬の耳より長くない」で、耳だけだしておこう。本番がはじまり、「もうすぐです」「スタート」「(音量)下げて」「もうすぐです」「ストップ」、耳だけ出していたら、妙に、潮里さんの声が入ってきて
ね、眠気が。よかった。CD操作が終わったあとで。
なんとか無事におわり、熊谷先生からもCD操作うまくいったねと言っていただいたので、ほっとしました。出演者の皆様、機械操作Tさん、台本仕上げ係の方、お世話係の方々、本当にお疲れ様でした。
                                             CD係 Tより

 

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