種山ケ原 |
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そのとき風がどうと吹いて来て教室のガラス戸はみんながたがた鳴り、学校のうしろの山の萱や栗の木はみんな変に青じろくなってゆれ、教室のなかのこどもは何だかにやっとわらってすこしうごいたやうでした。 「風の又三郎」より |
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あゝ何もかももうみんな透明だ 「種山と種山ケ原」より |
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種山ケ原の雲の中で刈った草は どごさが置いただが忘れだ 雨ぁふる 「牧歌」より |
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賢治がドボルザークの曲「新世界交響楽」につけた歌詞 |
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